セリフが一切登場しない絵本。しかし味わいのあるレトロ調の画風で表現される街や人の表情から、街の喧騒や穏やかではない状況、人々の喜怒哀楽が十分伝わってきます。
活字は想像力を要するのに対し、絵本はある程度情報が揃っているので流し読みしてしまうことも多いのですが、この本は画のみでありながら重厚感のあるストーリーで想像力がとても刺激される作品でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2018年3月20日
- 読了日 : 2018年2月20日
- 本棚登録日 : 2016年11月10日
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