ブランド帝国の素顔: LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2002年10月1日発売)
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感想 : 9
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ファミリービジネスの限界性に説いている箇所が非常に印象に残っている。クリエーションは右脳であり経営は左脳であり、一人の人間が同時に考えることは難しい。規模が小さいうちは両立しうるが、大きくなると経営は片手間で出来るような簡単な作業ではない。そこにこそLVMHに傘下入りするメリットがある。
カニバリゼーションが起きないようなスケールメリットの発揮、アルコール部門によるポートフォリオ戦略、いずれの戦略もブランドビジネスを学ぶにあたって非常に理解が高まった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年6月14日
読了日 : 2011年6月14日
本棚登録日 : 2011年6月14日

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