炎の蜃気楼シリーズ(6) 覇者の魔鏡(前編) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1992年5月1日発売)
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本棚登録 : 336
感想 : 20
4

東京編。
紗織と由比子の組み合わせは、姦しくて読んでいて楽しい。
好きなふたりなのだが出番がかなり少なくて残念。

氏照とのシーンは印象的。
兄として、不遇であった弟に対する様々な思いが描写され、切ない。

自分は高耶派なので、無理矢理唐突に引き込まれた闇戦国の最中
人見知りで大人に対する不信感も抱いているのに
やっと心を許してきた大人である直江に裏切られたような気持ちで
高耶が気の毒で仕方ない。
400年、だからどうした。”高耶”には関係の無いことだと思ってしまう。
千秋にそれを望むのも酷だろうが、もうちょっとフォローしてあげて欲しい気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ラノベ
感想投稿日 : 2015年3月17日
読了日 : 2015年1月17日
本棚登録日 : 2015年3月17日

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