著者は医師であり、元春日大社の宮司。10年ほど前に杖の師匠から著者の本を紹介され、その後何冊か読んだ中の一冊。しばらく読んでいなかったが、実家にあるのが目に留まり、再読してみた。
見えないものの力でもそうだったが、再読してみて以前より色々な事が心に残り、現状の生活に取り入れると良いと思う事を与えてくれた様な気がする。現代人は理屈一辺倒になりやすいが、日々の生活にはそれ以外の大切な事があると実感させてくれるだろう。
ただし、物質の成り立ちや体内の水の記述については、きちんと理解してないと誤解をしやすいのではないかと言う事が気になった。
伝統的な日本人のあり方とは何かという問いに対し、一つの指針を与えてくれるものである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宗教・思想
- 感想投稿日 : 2013年8月4日
- 読了日 : 2013年8月4日
- 本棚登録日 : 2013年8月4日
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