昨日、展覧会へ行く電車内で短編「生涯に一度の夜」が読めたのは良い読書だった。誰かといても一人だと感じることはあるし、そう感じることが心地良い相手や場合と、寂しい相手や場合があると思った。自然の中に自分一人を投げ出すとか、静けさが感じられるという点では、志村ふくみさんの作品に繋がる部分があった。もちろん他の要素もあるから感想を付け加えるかもしれない。ただ、昨日読んで良かった。(2016.1.19) 付記…最後の一文が効いてる。特別な場所にずっといないからこそ、特別な場所は記憶の中で特別な場所であり続けるんだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本→小説
- 感想投稿日 : 2016年2月19日
- 読了日 : 2016年2月19日
- 本棚登録日 : 2016年1月3日
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