ロシア語同時通訳者である作者が、通訳の苦労話や醍醐味をユーモアを交えて綴ったエッセイ集。
小学校3年生から親の赴任先である、チェコのソビエト学校に編入させられ、
毎日4〜6時間まったく言葉がわからない、
チンプンカンプンな授業に出席し続ける耐え難さを経験。
「人間は他者との意思疎通を求めて止まない動物なのだ。
少女期のこんな体験ゆえに、今の職業を選んだのかもしれない」
の言葉に、コミュニケーションを取り持つ職業への自負とプライドを感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヤ行
- 感想投稿日 : 2014年2月15日
- 読了日 : 2014年2月15日
- 本棚登録日 : 2014年2月8日
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