ガセネッタ&シモネッタ (文春文庫 よ 21-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年6月10日発売)
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ロシア語同時通訳者である作者が、通訳の苦労話や醍醐味をユーモアを交えて綴ったエッセイ集。

小学校3年生から親の赴任先である、チェコのソビエト学校に編入させられ、
毎日4〜6時間まったく言葉がわからない、
チンプンカンプンな授業に出席し続ける耐え難さを経験。

「人間は他者との意思疎通を求めて止まない動物なのだ。
 少女期のこんな体験ゆえに、今の職業を選んだのかもしれない」
の言葉に、コミュニケーションを取り持つ職業への自負とプライドを感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヤ行
感想投稿日 : 2014年2月15日
読了日 : 2014年2月15日
本棚登録日 : 2014年2月8日

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