浅見シリーズの中でも凝った仕掛け。不可能犯罪、密室トリック、事件の大きなからくり。欲さえかかなければまさしく完全(安全)犯罪だったかもしれない。しかしどうあろうと犯罪は犯罪であり、こうやってその間違った計画は破綻していくという事。それとは別に佐和との関係も気になるところ。そしてなぜかこのとき兄・陽一郎氏が部署が違うっていうのが初期作品でまだベースが固まってない感じがして逆に面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2012年11月7日
- 読了日 : 2012年11月6日
- 本棚登録日 : 2012年11月7日
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