東京裁判は判決を迎える。
賢治の愛した梛子にも不幸な運命が待ち受ける。
3巻から引き続き東京裁判に翻弄されました。
判決の重さ、その判決を通訳として言い渡すことになった賢治の苦悩。
梛子との別れ、家族との不和、そして東京裁判、それらが賢治を壊していく。
日系二世としてアメリカに忠誠を尽くすも、日本人としても心を強く持ってしまった賢治には、余りにも酷な運命でした。
衝撃のラスト、賢治の選んだ最後が悲しい。
まだ幼いアーサーが心配です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月15日
- 読了日 : 2019年4月15日
- 本棚登録日 : 2019年4月4日
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