八甲田山を読んだついでに…というと語弊があるが、その昔マンガ化されたものを読んだことのある「強力伝」を読んでみたくなり、購入。
マンガはとにかく非常に力強く、そして何ともやりきれないような結末だった、ような記憶があった。そういう思い出的な記憶は、読み返してみると「な~んだこんなもんだったか」と思ってしまうことも多いのだが、この本に関しては、迫力ある筆致に印象を新たにした。50貫(約187kg)を背負って白馬岳に登る…だなんてなぁ。これも怖い怖い小説である(とは言え実在のモデルがいる)。
ちなみに、今調べてみたらマンガは池上遼一の手になるものだったようだ。懐かしいな。
読書状況:読み終わった
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山
- 感想投稿日 : 2019年6月13日
- 読了日 : 2002年2月3日
- 本棚登録日 : 2002年2月3日
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