第9地区 [DVD]

監督 : ニール・ブロムカンプ 
出演 : シャールト・コプリー  デヴィッド・ジェームズ  ジェイソン・コープ  ヴァネッサ・ハイウッド 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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感想 : 451
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ニール・ブロムカンプ監督、2009年、アメリカ他。

ある日突然、ヨハネスブルクの上空に巨大宇宙船が現れる。しかしコンタクトだの攻撃だのといったアクションはなく、逆にじれた地球人が宇宙船への侵入を試みたところ、中で発見されたのはエイリアンの「難民」であった。彼らは地上の隔離区域「第9地区」に移され、被差別対象となって約30年が過ぎた・・・

と、そこから始まる異色な地球外生命体とのコンタクトものだが、それ以上のものは感じられず、ひたすら気色悪い映画である。つまりエイリアンが人間と結構似ていたり(でもエビにも似ている)、なまじ意思疎通ができるだけに、なるほど差別の構図も生まれるわなという気色の悪さである。

同国のケープタウンではアパルトヘイト時代に「第6地区」なる強制移住政策があったそうで、映画もそれを下敷きにしているという(ただし政治性は意図していない、とも)。

微妙な設定である。

話運びが、TVかなんかのドキュメンタリー仕立てであり(主人公の行方を追う番組?)、展開が早すぎるのもおっさん的には難。

そもそも、エイリアンたちはなぜそこに現れたのか?

キーマンのエイリアンが「3年後に必ず戻る」と言い残して宇宙船で去り(続編を意識してるんだろうなぁー)、かれこれ8年が経っているわけだが、その答えは果たしてあるのか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画
感想投稿日 : 2019年6月28日
読了日 : 2017年11月4日
本棚登録日 : 2017年11月4日

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