草莽枯れ行く (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2002年5月17日発売)
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本棚登録 : 293
感想 : 36
5

『死んだ人間にしてやれることはねえ。なんにもねえ。もしなにかやるとしたら、生き残った者が、自分のためにやることだ』

渡世人の死生観だが、不思議にすとん、と胸のうちに落ちる。供養ってのは、浮かばれ無い自分の想いを弔う為にしているのかもしれない。

赤報隊と相楽総三、名前位は知っていたけど、詳しい事は全然知らなかった。
そしてこの本を読んで、もっと知りたくなった。

『死に方を考えるって事は、生き方を考えるって事だ』

俺も死に方ってやつを考えてみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2014年5月7日
読了日 : 2014年5月7日
本棚登録日 : 2014年4月28日

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