他の著書の内容が良かったので本書を手にしましたが、犯罪者のオナニーエッセイという感じで、非常に不快な内容でした。
とにかく、文章のいたるところから、自分はすごい、他の奴らとは違う、みたいな主張が滲んでいます。
「二人目の妻とは子を作らないと約束して一緒になりました。妻は…(略)…四度妊娠しましたが、…(略)…全て中絶して貰っています」の部分では吐き気がしました。
とは言え、検察の論告で衝撃を受けた場面や、受刑者を客観的に分析しているところなど、良い意味で心に残る部分も多くあります。
特に、60代のヤクザの組長Kは印象深かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年6月3日
- 読了日 : 2016年6月3日
- 本棚登録日 : 2016年6月3日
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