シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月31日発売)
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本棚登録 : 414
感想 : 36
5

激おこキャットから始まったけど、ヒューとキャットの関係性が素敵な巻でした。
みんなに見せ場があって、おもしろかったです。

妖精商人の親玉レジナルド・ストー。なかなかに魅力的なキャラクター。
誰にだって人に言えない自分の物語があるのだ。
レジナルドとアンのやり取り、とてもよかった。ていうか、アンのがんばり。
あきらめないアンはほんと素敵だなあ。
そしてまたもや立ちはだかるダウニング伯爵に一歩も引かず。
さらにアンが好きになりました。

キースは今回も大活躍!ヒューの窮地を見事に救ってみせた。やるやん。
シャルにも堂々の宣戦布告。シャル、坊やとか言うてる場合じゃないのでは??

ダイヤモンド。あのまま生まれないはずもないよなと思ってたけど、ついに生まれたか。
その名はエリル・フェン・エリル。なんかヤバそうなやつだけど人気ありそうだな。
そしてラファルが目覚めた。ラファルの名を聞いただけで何だかドキドキしてくる。
もうイヤな予感しかしないのだが。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 三川みり
感想投稿日 : 2023年10月9日
読了日 : 2023年10月6日
本棚登録日 : 2023年10月9日

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