未来における謎の増殖型戦闘機械群と人類との闘争、機械群ETがとった時間遡行戦略に対抗し、絶望的な闘いに臨むことになった人型人工知性体メッセンジャーたちの最終防衛線は3世紀、その一人メッセンジャー・Oの戦場は邪馬台国だった。
タイムパラドックス、並行世界、といった要素が満載のSF長編。
闘争の長い旅路を経てきた人工知性体Oと邪馬台国女王卑弥呼のやり取りや時間改変の波及効果、特に改変結果としての未来からの援軍といったアイデアが面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2012年11月15日
- 読了日 : 2012年11月10日
- 本棚登録日 : 2012年11月10日
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