時は大正。名家・六原家(ろくはらけ)の娘として生まれた貴女の運命の歯車は、当主である父親の急死によって狂い始める。
跡継ぎもなく後見人も定まっていなかった六原家は廃嫡となり、使用人たちは屋敷を追われ散り散りになった。当主不在の隙をついて資産のすべてを親族に掠め取られたことにより、母親は心労から病に倒れる。
母親の療養にかかる一切の費用を背負わねばならなくなった貴女が借金のカタに吉原の地で遊女として働くことを余儀なくされたのが1年前の話……。
貴女の水揚げ(まだ客を取っていない遊女が初めて身体を売ること)が五日後に迫ったとある夜、かつて六原家の奉公人であり今は陸軍少尉となった守村誠司が貴女の店に現れる。
貴女の境遇を知った守村は貴女の身体が清いうちに必ず救い出すと誓うが……。
ストーリー 5
糖度 1
面白かった!
好青年→変態
に変わっていくというか
もともとクソだったんですが
それを隠してる時の良い男バージョンも聴きたい!
こっち系では割とありきたり感もありつつも
普通に面白かったです
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
皇帝
- 感想投稿日 : 2024年1月29日
- 読了日 : 2024年1月29日
- 本棚登録日 : 2019年8月17日
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