ムスリムである著者がイスラム教サイドから発するタリバンの実情。非常に興味深く読んだし、なるほどと思う部分もあった。特に難民支援に対しての欧米諸国の矛盾(もちろん日本も)には納得するものがあったが、女性の権利問題に関してはひたすら疑問符が浮かぶばかり。
アフガニスタンの中の自治区的なことではいけないのかな?と素朴な疑問。同じムスリムでもタリバンに賛同できない人は多いように感じるが、実際どうなんだろう。
本書にたびたび出てくる“水と油”のように決して混ざり合うことはできない原理であることを踏まえてお互いに尊重しあう姿勢は大切ですね、武力ではなく。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年6月21日
- 読了日 : 2022年6月21日
- 本棚登録日 : 2022年6月21日
みんなの感想をみる