未明の家: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 1)

著者 :
  • 講談社 (1994年9月1日発売)
3.37
  • (32)
  • (63)
  • (207)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 559
感想 : 54

前髪挙げると超絶美形の探偵とか、16歳の後見人が25歳の学生とか、突拍子のない設定がマンガチックね・・・
書き流しの文字も読めないのに「落款」とか「古代裂」とかって言葉使っちゃう登場人物、若い独身男のアパートに「ダイニングキッチン」って、なんか言葉の選び方がチグハグ・・・現場に向かう車のBGMがS&GのMrs.Robinsonってどうよー (BonJoviのアコースティック版の方が好み…)とかいろいろ思ってたんですが。

おお、この渋い犯人はなかなか。珍しいタイプかも。真相もまあまあの収まりだし、漁夫王のメタファーが全編に効いていて、よかったです ^^

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ➖2010/02
感想投稿日 : 2015年3月23日
読了日 : 2010年2月25日
本棚登録日 : 2015年3月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする