読書会の課題図書が「東方綺譚」なので、その絡みで。
須賀敦子はしっとりした情感溢れるエッセイがなかなか良いですが、タブッキの翻訳もしている人。
自分の話とユルスナールの話と両方が絡んで話が進むので、最初ちょっと読みにくかったけど、じきにワールドに引き込まれてしまいます。
ピラネージやデューラーの版画の話など、個人的には興味あるアイテム満載。ほかのユルスナールの著書も読んでみたくなりました。
読書状況:読み終わった
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➖2010/03
- 感想投稿日 : 2015年3月23日
- 読了日 : 2010年3月1日
- 本棚登録日 : 2015年1月19日
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