淀んだ河沿いの学校。そこで出会う少年たちと少女たちの物語。
岡崎京子の作品を読むのは初めてだったが、まず漫画の上手さに感動した。絵が個性的で魅力があり、コマの流れや大きさ、構図もとてもおしゃれで見やすかった(手書きの文字は読みにくかったが)。
人と人の感情の行き交い、センセーショナルな(しかし、日常に起こりうる)事件、どれもが効果的に物語の中に配置されていて、主人公の別れと新たな出発を感じさせるラストシーンに綺麗に収まっていく。一気読みだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2023年2月13日
- 読了日 : 2023年2月13日
- 本棚登録日 : 2023年2月13日
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