源氏物語を反体制文学として読んでみる (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2018年9月14日発売)
2.56
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 41
感想 : 7

紫式部を取り巻く人々の関係性や「ことの成り行き」が、著者の洞察によるそれぞれの思惑と共に時系列で語られているので、日本史や百人一首で名前を聞いた人々が権力を「持てた側」「持てなかった側」として織り成す物語をざっと俯瞰したような感じでした。何度も家系図を見返し、百人一首の解説書も出してきて、楽しく読みました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論・エッセイ
感想投稿日 : 2019年3月4日
読了日 : 2019年3月4日
本棚登録日 : 2019年3月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする