紫式部を取り巻く人々の関係性や「ことの成り行き」が、著者の洞察によるそれぞれの思惑と共に時系列で語られているので、日本史や百人一首で名前を聞いた人々が権力を「持てた側」「持てなかった側」として織り成す物語をざっと俯瞰したような感じでした。何度も家系図を見返し、百人一首の解説書も出してきて、楽しく読みました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評論・エッセイ
- 感想投稿日 : 2019年3月4日
- 読了日 : 2019年3月4日
- 本棚登録日 : 2019年3月4日
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