世界を変えた10冊の本 (文春文庫 い 81-2)

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  • 文藝春秋 (2014年2月7日発売)
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ケインズとフリードマンは現代経済政策の両巨頭。
もっと勉強しないといけないと考えさせられる。

大きな政府か小さな政府か。
戦後に力を持ったケインズ的政策が限界を見せ出した頃に、力を持ったのが新自由主義。
私が育った学生時代はまさにこの時代で、メディアは無駄な公共投資を批判し、民主化による効率化が煽った事に少なからず影響を受けて、私も市場至上主義に近い考え方を持っていた。

その後リーマンショック以降は潮目が変わり、保守的な自国至上主義が世界で猛威を奮っている。
新帝国主義とも呼ばれ、もはや経済だけでなく軍事的な動きまで出てきている。

なぜこのような世界は動いたのか?
そしてこれからどう動くのか?

それを解くカギはこの10冊の本にあるのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月19日
読了日 : 2024年3月19日
本棚登録日 : 2024年3月19日

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