君の夢を見るかもしれない (光文社文庫 き 1-48 CFギャング・シリーズ)

著者 :
  • 光文社 (2009年9月8日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 4
5

CFギャングシリーズの最新作

喜多嶋隆作品にハズレはないのだけれど、このCFディレクター流葉爽太郎を主人公としたCFギャングシリーズは、とくにオススメできます。

基本的には毎回アクションとロマンスがカクテルされたシリーズなのですが、CFのプレゼン場面なども、こういうCMの商品だったら欲しくなる、そんな気になります。

CFギャングシリーズは明るいシリーズですが、ハードボイルドの王道を行くシリーズだと思います。

オススメ度 ☆☆☆☆☆ 5つです。

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喜多嶋 隆『君の夢を見るかもしれない 』(光文社文庫)

[内容](「BOOK」データベースより)
CFディレクターの流葉爽太郎は、ロスを訪れていた。13年前、恋人の里美を亡くした街。そこでふいに出会ったのが、里美の面影を持つ日系五世の大学生・レイだった。彼女が撮った一枚の写真が、思わぬトラブルを招いていた。爽太郎は、彼女を救うため、ロスの街を疾る!次第に近づく二人の心は、いつか重なるのか?ほろ苦く心に沁みる大人のラブ・ストーリー。
[著者略歴] (「BOOK著者紹介情報」より)
喜多嶋 隆
5月10日東京生まれ。明治大学卒業。コピー・ライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞してデビュー。センス光る文体とスピード感のあるストーリー運びで、独特の「喜多嶋ワールド」を生み出し、多くの熱烈なファンを獲得している。現在、湘南・葉山に在住

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: オススメ小説
感想投稿日 : 2010年6月4日
読了日 : 2010年6月4日
本棚登録日 : 2010年6月4日

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