ルールベースではなく、常になぜそうするかを問いながら行動する(FREE)。
個々が主体性を発揮しながら強みの掛け算で成果を出していく(FLAT)。
それそのものを楽しみながらいきいきと働く(FUN)。
2022年現在、これらは決して目新しい概念ではない。こういった価値観が働き方の前提になっている組織、個人は増えてきている。なので、人によっては「何を当たり前のことを」と思うだろう。
本書ではそういった価値観ではないところから出発した伊藤さんの内面の変化について言及されており、そのいくぶん内省的な独白はまだ価値観の此岸に佇む人たちの背中を押してくれる。
本書で書かれてることを、「何をあたりまえのことを言ってるんだ」と捉えられる人がマジョリティになったら、社会はもっとずっと明るくなりそうだ。
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- 感想投稿日 : 2022年3月24日
- 読了日 : 2022年3月24日
- 本棚登録日 : 2022年3月24日
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