どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール

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  • ダイヤモンド社 (2018年4月18日発売)
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インターネット、モバイル、AI...様々な技術革新がこれまでにない速さで世界をかえてゆく中、どう働くべきか。

ギブアンドテイクではなく、ギブギブギブギブアンドギブ。
PDCAではもう遅い、DCPA。
尾原さん流のわかりやすく刺激的なキーワードで変革への誘いがなされるが、
非常に骨太で本質的な内容。

Googleが重要視するラショネールも、リクルートやマッキンゼーが是とする当事者意識も、
とどのつまり「なぜそれをやるか」がいかに大切かということ。

本質を捉え、「自分のための糧にする」という自己中心的な出発点からむしろ利他的に動く。それも、極めてスピーディに。

このようにして自らを磨き、「AIにはできない、人間にしかできない、そして自分にしかできない」ことをみにつけていくことこそが
「どこでも誰とでも働ける」ようになる道なのだと私は理解した。

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感想投稿日 : 2018年4月23日
読了日 : 2018年4月23日
本棚登録日 : 2018年4月23日

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