思い出しレビューシリーズ。
映画「ソラニン」を観終わったあとに読む。
と、映画ではしょられた部分とか、わかりにくかった部分がより明確に想像できるようになった。
映画が「恋愛」に重きを置いたかんじの構成だったのに比べて、原作はもっと、なんてゆうか「生き方」的なものに重きを置いてたんかな、と。
映画を観て、ずっとひっかかってた
「種田は最期になんて思ったんやろ?」っていう疑問。
普通の「恋愛映画」なら、あのとき種田は事故に合わなかっただろう。
あのとき、種田の頭の中をいっぱいにしていたのは、明らかに「芽衣子」ではなく、音楽とか芽衣子とか仕事とか友情とかすべてをひっくるめた「人生」「生き方」に対する迷いやった気がする。
普通の僕らの、普通の恋愛や普通の青春や普通の悩みを等身大で描いた作品。おなじ気持ちで、社会のあわいを生きてるひと、多いはず!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2010年9月10日
- 読了日 : 2010年9月10日
- 本棚登録日 : 2010年9月10日
みんなの感想をみる