娚の一生 (3) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2010年3月10日発売)
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感想 : 281
3

世の中のおやじは滅びろ!と常々思っている
おじさん嫌いな私…

海江田も最初は
無粋なやつだ!デリカシーのない!
なんでそんな言い方!…と文句たらたらだったくせに
最後の方では、悔しいけれど…
こんなおやじなら、地球に残っていてもいいかも…
そんな風に思ってしまった。

そもそもおやじだって若いころは、男だったんだよな~
「おやじ」じゃなくて。
そう、その人の若いころを想ってみたくなる
そんな魅力があったかなと。

レビューを読んでると20代の方で
なかなか結婚に踏み切れない主人公にイラッとする
と書いていた人もいたけれど

30代以降になれば、主人公の気持を
もう少し分かるようになるんじゃないかと思う。
生きてきた年数もそこそこ重ね、これから生きていく年数もそこそこある
そんな中間的な状態を生きている時は
色々考えるものなのだ。

でも、最終的に
2人が良いコンビネーションを築きあげてこられて
見ているこちらも安心というか
ちょっぴりそんな二人の間の空気感を羨ましいと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 恋愛(漫画)
感想投稿日 : 2013年7月18日
読了日 : 2013年7月18日
本棚登録日 : 2013年7月18日

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