マンガ日本の古典 (24) (中公文庫 S 14-24)

著者 :
  • 中央公論新社 (2001年3月25日発売)
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本棚登録 : 85
感想 : 7

作者は井原西鶴。実際の事件を元に、恋を貫いて身を滅ぼした女性五人を描く。夫ある身だったり未婚で相手との身分の違いがあったりで、最後は処刑や自殺など悲劇的な結末を迎える。「好色」というと多くの相手と恋愛をする男性を思い浮かべるが、ここで言う好色は恋愛に生き、死んでいった人のこと……?
相手の男が若衆(少年)を好んでいたので、男装をして男のふりをして迫った女性がすごい…… 相手の男も出家した身で、その女性とと契っちゃうし。間違って不義密通したり疑われただけだったりする話もあったので、昔の女の人は大変だなと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月23日
読了日 : 2020年12月23日
本棚登録日 : 2020年12月23日

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