法の書

  • 国書刊行会 (1984年1月1日発売)
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本棚登録 : 161
感想 : 17
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「自ら神と化すための道――それこそが鍵であり、魔術にほかならない」 p. 262

クロウリーみたいな思想が広く受け入れられるかどうかというのは、仕事の事情にも関係しているのかなと思う。

あんまり詳しいことはわかんないけども、キリスト教やらの思想を持ちながら会社員になることはおそらくかなりの部分で可能。

ただ、意志を突き通すことを説いているこの教説をそのまま実行できる人は、立場的にはちょっと限られるところがあるなという気がしていて、そういう意味では実業家とか芸術家、学生なんかには合う思想なのかもしれない。実際、クロウリーも一部の人にのみ説いているし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読んで良かった本
感想投稿日 : 2013年5月21日
読了日 : 2013年5月21日
本棚登録日 : 2013年3月25日

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