何の情報もなく、めがねやかもめ食堂が好きなので、同じ系統ということで鑑賞しました。
京都を舞台に、ゆっくりと流れる日常を描いています。
とうふ、椅子、温泉、ウィスキー、コーヒー、ポプラ、川、さくら。
くらしの音と金子さんのBGMが優しく混ざり合って、コーヒーの豆を入れるとか、椅子をトントンと直す音とか、足音とか、風の音とか、良い感じなんです。
「もっと近くでみたい!」と思うのですが、ズームさせないカメラワークで、こちらの想像力を掻き立ててくれます。
ですから、静かな部屋で鑑賞されることをオススメします。
まぁ、ちゃんとエンディングで、見たかった所を見せてくれるんですけどね。笑
「丁度よいというのも、少しずつ変わっていくし。」というタカコさんの言葉が一番残りました。
人の心の移り変わり。あってもよし。
「楽観的刹那主義なんて」と思っていましたが、それも、また、よし。と思いました。
考えすぎてしまっている時に、観たくなる作品になりました。
大好きです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年4月6日
- 読了日 : 2014年4月6日
- 本棚登録日 : 2014年4月6日
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