薄いので、二時間くらいで読み終わりました。
歌の歌詞かと思ったら目次だった、あのアイディアはとてもよいと思った。
ただ、どうしても彼女の歌のような、くるくる場面の移り変わる内容のように感じた。
主人公ミクの作品は、まさにこの作品のことではないかと思う。
万人には受けないが、心に訴えかけてくる孤独や暗い部分、審査員はそれが嫌だった。私も、それが嫌だった。
彼女の唄に出てくる女性は細部は違えど、いずれも狂おしいほどの好きな気持ちを抱えている共通点を持っていると思うのだが、それも毎回だと、気持ちが重くなってしまう。
恋愛の付き合い、人間の付き合いとも同じで、小説との付き合いも鬱陶しくなるものなんだと思った。
私には、少しの物語も書けやしないけれど、率直な感想を述べさせてもらった。
加藤ミリヤさんが、この作品に私が感じる重苦しい思いで病んでいないことを願う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恋愛
- 感想投稿日 : 2012年3月24日
- 読了日 : 2012年3月24日
- 本棚登録日 : 2011年11月25日
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コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/05/29