マルドゥック・スクランブルThe First Compres (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-1)

著者 :
  • 早川書房 (2003年5月1日発売)
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本棚登録 : 2112
感想 : 247
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「それが、わたしの有用性」
スクランブル09、煮え切らないネズミと殻に閉じ込められた少女。「バロット」「ウフコック」卵にちなんだ名前がしゃれてる。ミンチザウィンク、レアヘア、噛ませ犬感のある敵だって、脳内イメージ再生が簡単にできて言葉のセンスがイカしている。
電磁波無敵少女と、亜空間天才ネズミの奇抜なタッグで、ドラえもんのようなびっくりなんでもあり技を連発しまくる。空気感とかっこよさで読ませる軽めのハードボイルドSFという感じ。さらっと読んでしまう。なかなかいいところで一巻終わり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2022年4月1日
読了日 : 2022年3月31日
本棚登録日 : 2022年3月31日

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