家康が征夷大将軍を秀忠に譲り、その直前に秀頼を右大臣に推挙する。武家を徳川将軍家が治め、公家を豊家がまとめる構図で両家を並び立つように考えた。
それを諸侯に示すために京の二条城で秀頼と秀忠を並べて披露するつもりが、淀の方が秀頼の上洛に反対する。
この淀の方の描き方が相当に神経を逆撫でする。築山殿に匹敵するいやらしい人物に感じる。
それとは別に大久保長安もけっこう登場。ちょっときな臭い動き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年1月23日
- 読了日 : 2024年1月23日
- 本棚登録日 : 2024年1月23日
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