元経産省官僚、古賀茂明氏の著書。
公務員とは、官僚とはかくあるべきか、問題点への切り込み方など、いかにも「切れ者」といった印象です。
解決案も示されていて、小生も賛同できるのですが、伏魔殿と言われる霞が関ではそう簡単にはいかないでしょうね。
それでも、一般人からは見えにくい官僚や官僚組織の問題点について、現役官僚(当時)がバッサリと斬って白日の下に晒し、官僚の在り方について問題提起を行った点にこそ、この本の価値があるのではないかと思います。
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- 感想投稿日 : 2012年10月9日
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- 本棚登録日 : 2012年10月9日
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