長い画家人生を通して関わり続けたもうひとつのフジタの顔、
装丁や挿絵など本にかかわる仕事を展観できるハンディな本です。
この研究をもとに「藤田嗣治と愛書都市パリ」という展覧会も開催されました。貴重な本の挿絵や書影などカラー図版も多数収録。
動乱の時期にかつて手放した自分の装丁の本たちを、晩年の藤田が買い戻していくエピソードに彼の本への愛着とノスタルジアを感じます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
美術
- 感想投稿日 : 2013年2月26日
- 読了日 : 2013年2月25日
- 本棚登録日 : 2013年2月14日
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