家族の愛犬から、地域へ―― もか吉、ボランティア犬になる。

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  • 集英社インターナショナル (2015年12月15日発売)
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感想 : 4

この本の主人公は、紀州犬の血をひく吉増もか吉、4歳のオス。もか吉は、盲導犬や聴導犬のように働く犬ではなく、災害救助犬のように特別な訓練を受けた犬というわけでもありません。しかし彼は、子ども達の登下校を見守るパトロール犬として、また、高齢者の施設を訪問したり、学校の子ども達に犬とのふれ合いを経験してもらうグループ「わうくらす」に参加するボランティア犬として日々活動しています。今でこそ「家族の愛犬」から「みんなの愛犬」になり、活動するもか吉ですが、元は山犬の群れで暮らす、野良犬で…。
もか吉が飼い主家族と出会い、地域で活躍する犬になるまでを描く本書。もか吉のやさしい笑顔に癒される一冊です。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 今年はいぬ年!(展示H30.1)
感想投稿日 : 2018年1月4日
本棚登録日 : 2018年1月4日

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