絵の可愛さからは想像つかない物語が多いけど、考えさせられる。勉強になります。
いのちが消えかかる瞬間、生まれる瞬間、どんないのちも重さは一緒。
ドラマでも観ましたが、一つの物語で、ある日バイトしている産婦人科の前に置いてあった赤ちゃん。
未成年で出来てしまい育てられないからという理由で置き去りにした。そのことを知った主人公はその親に怒りを感じその親が住んでる隣町まで自転車を走らす主人公。しかし、自転車を走らせるがなかなかつかない。
その間に考える。その親(少女)はどんな気持ちでここまで来たのか、その子を育てられないがせめて無事保護してくれる場所まで長い距離を、一生懸命必死になって走ったのではないか。と感じ主人公は引き返す。そのシーンが、本当に泣ける。
一つ一つの物語が繊細で、重みを感じる。男の人達にも読んでほしい作品。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2019年2月28日
- 本棚登録日 : 2019年2月28日
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