現代の若者たちとのインタビューの会話をそのままの形でまとめた本。
バブル崩壊後に生まれ、深い付き合いがない中でネット内でのバーチャルな空間で成長してきたことによる様々な現象がまとめられている。
全てにおいて、目立たず回りに同調した生活様式。バーチャルワールドで情報過多となり経験した錯覚にはまり、わかったように感じている世代であることがわかる。
ひとりひとりは、卑屈さを感じないがバブル崩壊後の社会を反映した意識が体全体にしみこんでいる印象である。
大人がこうした世代を生んできたことを反省し接していかなければいけないことを教えてくれた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2013年10月12日
- 読了日 : 2013年10月12日
- 本棚登録日 : 2013年10月12日
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