長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 7-1)

  • 早川書房 (1976年4月1日発売)
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本棚登録 : 2692
感想 : 239
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翻訳本の中では、わたしの最も好きな本。

レイモンドチャンドラーの魅力は、その個性的な登場人物と味わい深い会話。どのページから開いても独特な空気感を味わうことができ、何度読んでも飽きません。
村上春樹訳も清水俊二訳好きですが、装丁は古くからある清水さんの方が好きです。
物語終盤の「ギムレットには早すぎるね」が決め台詞。

あいにくとギムレットの味がよくはわかりませんが、まあ、とりあえずやられちゃいますね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ハードボイルド
感想投稿日 : 2023年1月17日
読了日 : 2023年1月17日
本棚登録日 : 2023年1月17日

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