おつまミステリー

著者 :
  • 柏書房 (2019年6月26日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 8
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おつまみ、それも気の利いた一品ってやつではなくスナック等でみられる昭和の香り漂う出すだけ系安価なおつまみのことについてうんちくが語られている本。
ところどころ悪乗りや笑いをとろうと凝りすぎた文が出現し、淡々と書いてあるほうが面白いのにな・・・と思ったりもしたが、全般に楽しい読み物。

インドネシア中央研究所はピーナッツ育成種として、ゾウ、トラ、野牛、シカと名付けた四品種を配布している。このような趣旨を千葉県にある千葉県農林総合センター(落花生研究専門公的機関)で日々品種改良している

酢だこさん太郎にはタコが使われていない(魚肉すり身)駄菓子界のマジシャン菓道

おつまみ界は(都こんぶやハッピーターンの魔法の粉など)魔法と縁が深いらしい。

梅をそのまま漬け込むとペクチンが果肉から溶け出して梅は柔らかくなってしまう。それを防ぐのがカルシウムだ。(カリカリ梅)

レーズンバター菓子はヨーロッパでは葬儀用に用いられる(カソリックの習慣)

チョロギにはアクティオサイドという抗酸化作用がある成分に富んでいて胃酸を中和してくれる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2020年11月16日
読了日 : 2020年10月22日
本棚登録日 : 2020年11月16日

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