飛行機の戦争 1914-1945 総力戦体制への道 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2017年7月19日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 10
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ジャケ買いして「タイトルに釣られた・・・」と思った一冊。
日本航空戦史・航空技術発達史ではなく、戦前戦中の日本国民が軍用飛行機や航空戦をどのように認識していたか、を書いた本。前者を求めている人にはおすすめしない。

内容は、戦前戦時期の日本国民は大鑑巨砲主義一辺倒でなく航空機・航空戦の認識もちゃんと持っていた、というもの。課題設定は悪くないし、事例も豊富で勉強になるところも多い。

ただ、全体的に読みづらい。例えば、当時どのような媒体で軍事知識が流布していたのかをまず簡潔に整理するなど、読みやすくなるように工夫してほしかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月16日
読了日 : 2017年11月16日
本棚登録日 : 2017年10月12日

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