もちおもり

著者 :
  • 講談社 (2010年5月25日発売)
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感想 : 1
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タイトルの「もちおもり」とは、小さいものでも長いこと身につけていると、
持ち重りして、だんだん重さが増してくる。過ぎ去っていく出来事の記憶が、その物にだんだん降り積もっていくこと。
その時間の重さでもあるのかな。

解体場でスクラップを扱うジイチャン。
ザッピン・トラックの父さん。
もうすぐ妹を産む母さん。
同級生の女の子ヒナタ。
お姉さん先生。
そして図体が大きく、ノミの心臓のぼく月美緒(つくみお)。
生を死を見つめて大人になっていく僕をリアルに描く。

あのクマさんこと、鉄の芸術家(?)篠原勝之さんの作品。 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学
感想投稿日 : 2011年9月18日
読了日 : 2011年5月10日
本棚登録日 : 2011年9月17日

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