芭蕉はおくのほそ道で不易流行とかるみという2つの考え方を掴んだ。不易流行とは、宇宙は絶えず変化(流行)しながらも不変(不易)であるという壮大な宇宙観であり、時の流れとともに花や鳥も移ろい、人も生まれて死んでゆくという自然観でもあり人生観でもある。かるみは不易流行という認識の上に立った人生の生き方、行動論であり、様々な嘆きに満ちた人生を微笑みをもって(軽々と)乗り越えて行くというたくましい生き方。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション(教養書等)
- 感想投稿日 : 2018年5月16日
- 読了日 : 2018年5月16日
- 本棚登録日 : 2018年5月16日
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