東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命

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  • ダイヤモンド社 (2015年7月17日発売)
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感想 : 21
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著者は福島原発事故による放射能により今後東日本で癌の発現率が急増すると予測。今から60年前ネバダ州の核実験場で放出された放射能により隣のユタ州で白血病が急増。IAEA(国際原子力機関)もICRP(国際放射線防護委員会)も軍需産業によって生み出された原子力産業の一組織。ICRPは福島原発事故直後に年間被ばく基準値をそれまでの1ミリシーベルトから20倍の20ミリシーベルトへ変更指示している。日本の「原子力規制委員会」も原発推進御用学者ばかり。福島県民20万人および東日本住民の犠牲に目をつぶったと指摘。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション(教養書等)
感想投稿日 : 2016年12月20日
読了日 : 2016年12月20日
本棚登録日 : 2016年12月20日

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