『イリノイ遠景近景』を皮切りに藤本和子さんの作品をいろいろ読んできていて、ほとんど最後にたどり着いたのがこの本。(『砂漠の教室』がまだ読めていないんだけど、よその図書館から取り寄せないといけないのが億劫で…)
リチャード・ブローディガンの本は『芝生の復讐』と『西瓜糖の日々』だけ読んでいて、その突飛で自由闊達な比喩や不条理な雰囲気はなんとなく好きかな?ぐらいだった。
抑圧され、疎外されてきた少年時代を送ったかれがついに安住の場所をみつけられず、(おそらく)死を選んだのはとても悲しいことだけれど……藤本和子さんのような理解者があり、ここまでかれに寄り添った評伝を書いたことは大きな救いだと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月16日
- 読了日 : 2023年4月16日
- 本棚登録日 : 2023年4月16日
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