何も知らずに借りたんですが、ビル建築で後世に多大な影響を与えた名建築家…てことでいいんでしょうか。彼の設計してきた開かれた、外の世界とを結ぶ哲学は、芸術というよりも、社会の要請を深く洞察したような趣きが感じられます。途中で登場した人が「今の建築には柔軟さ、謙虚さが感じられない」と虚ろに語ったように、アメリカでそうなんだから、東京都内は推して知るべきってとこですね。人通りの多いとこでこれ見よがしに余裕感を押し付ける建築物を建てるってのはもう白けてしまって。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2014年11月2日
- 読了日 : 2014年11月2日
- 本棚登録日 : 2014年11月2日
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