呪われた町(下) (集英社文庫)

  • 集英社 (1983年6月20日発売)
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本棚登録 : 357
感想 : 33
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読んだきっかけ:以前、小野不由美の「屍鬼」を読んだとき、元になった本がスティーブンキングの「呪われた町」とあって、興味を持っていたので。

かかった時間:6/18-6/23(6日くらい)

内容:下巻は、主人公(作家)&(ヒロイン)+(教師)のトリオが、中盤で崩れます。なんと、(ヒロイン)が脱落。敵の手に落ち、吸血鬼に。これは意外な展開。
日本人は(ヒロイン)を物語から手放さないことが多いので、驚きました。さすが洋物。

さて、その代わり、強力な助っ人(賢い子供)が加わります。
そして、ボスとの対決!

といった内容です。
全体的に、まあ良かったと思います。まず、アイデアがいいですね。「現代の田舎に吸血鬼が現れて…」というプロットが素晴らしいと思います。
(賢い子供)が賢すぎてちょっと作り話的(漫画的)な空気になるのがどうかと思いますが、しかし、痛快さがあるのでそれも捨てがたいですね~。

小野不由美さんの「屍鬼」とどちらが……という比較をしようと思ってましたが、どちらも違う描き方をしているので、単純に好き嫌いはいえなかったです。
どちらもいいですよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラー
感想投稿日 : 2013年3月31日
読了日 : 2010年6月23日
本棚登録日 : 2013年3月31日

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