読んだきっかけ:以前、小野不由美の「屍鬼」を読んだとき、元になった本がスティーブンキングの「呪われた町」とあって、興味を持っていたので。
かかった時間:6/18-6/23(6日くらい)
内容:下巻は、主人公(作家)&(ヒロイン)+(教師)のトリオが、中盤で崩れます。なんと、(ヒロイン)が脱落。敵の手に落ち、吸血鬼に。これは意外な展開。
日本人は(ヒロイン)を物語から手放さないことが多いので、驚きました。さすが洋物。
さて、その代わり、強力な助っ人(賢い子供)が加わります。
そして、ボスとの対決!
といった内容です。
全体的に、まあ良かったと思います。まず、アイデアがいいですね。「現代の田舎に吸血鬼が現れて…」というプロットが素晴らしいと思います。
(賢い子供)が賢すぎてちょっと作り話的(漫画的)な空気になるのがどうかと思いますが、しかし、痛快さがあるのでそれも捨てがたいですね~。
小野不由美さんの「屍鬼」とどちらが……という比較をしようと思ってましたが、どちらも違う描き方をしているので、単純に好き嫌いはいえなかったです。
どちらもいいですよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2013年3月31日
- 読了日 : 2010年6月23日
- 本棚登録日 : 2013年3月31日
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