内容はまさにタイトルどおり。幕末から現在に至る日本があまたの無責任な欲望によって形成され、また滅びつつある様を戯画的に、漱石的な文体で飄々と描く。冷淡なユーモアで淡々と綴られるこの物語は、読み進めるほどに怖くなってくる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年8月1日
- 読了日 : 2015年7月30日
- 本棚登録日 : 2015年8月1日
みんなの感想をみる