底辺から年収1,000万超の不動産投資術~「資産」より「仕組み」を買え!

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  • 技術評論社 (2013年10月30日発売)
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『まずはアパート一棟、買いなさい!』の著書でも有名な大家さん、石原博光さんの4冊目。
現状をどうにかしたい、人生を変えたいと考える人に向けた、不動産投資のメリットを書いた一冊。

4人の大家さんの実例を、不動産投資を始めた理由から投資後の経過まで紹介し、不動産投資とはこんなものという外枠を説明。

そしてこれから不動産投資をしたいと考える人が、一歩踏み出すときに躊躇するであろう、リスクについて説明。

ここまでは、よくある不動産投資の本や成功した大家さんの著書となんら変わりない内容だったけど、よく不動産投資を成功させるための秘訣として書かれる「現地調査に行きまくって、不動産を見る目を養え!」も大切だけど、ネット調査の有効性を紹介していた。どっちも重要なのには変わりないけど。

融資をつけてもらうための金融機関の選び方や性格、金利交渉の有効性、金融機関とどうつき合っていくか、紹介してもらったり、自分の資産カードを作ったりすると、初めてつき合う金融機関でも優遇金利で融資を通してくれる可能性がある。

最後の章は、メンテナンスをしっかりやっていれば、借入を返済し終わったあとでも、購入したときと同等、またはそれ以上の価格で売却できることも多々ある。
入居者様に快適に住んでもらう大家の責任という大前提の他にも、出口のひとつとして、売却してキャピタルゲインを得たいなら、メンテナンスはしっかりとしておく必要がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年4月21日
読了日 : 2014年4月21日
本棚登録日 : 2014年4月21日

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