東京都江戸川区にある、本をすすめる本屋こと『読書のすすめ』の店主であり、NPO法人読書普及教会顧問を勤める、清水克衛さんの著書で、10年前に出版した『まず、人を喜ばせてみよう』のリバイバル商品ではあるけど、『読書のすすめ』に訪れるお客さんから、絶版となった旧作の復刊を熱望されることが多く、再出版されたもの。
内容は、タイトルの通り、目の前の人を喜ばせたり、幸せにしたりすることの習慣化をすすめている。人は同時に二つのことは考えられないので、常に誰かを喜ばせてみようと考える習慣を身につけていれば、自分のことばかり考えることもなくなり、精神衛生上もよくなり、自然といいことが起こり出す。
清水さんは、自分のまわりの人を喜ばせて、いつのまにか自分もツイてる人になるということを『あきんど感覚』とよんでいて、斉藤一人さんの言ってることに似てるなぁと思いながら読んでいると、やっぱり斉藤一人さんとも関係があるみたい。もちろん、この本は清水さんの長年培った精神が書かれているので、一人さんのお弟子さんが書いている、一人さんの教え的なものとはまた違った『あきんど感覚』が書かれている。
自分のことばかり考えて、いっぱいいっぱいになるよりも、人のことを喜ばせて自分も幸せになる。そんな生き方、考え方を「余裕があるときだけ。」ではなく、「どんなときでも」できるようになれば、自分のまわりの人の幸せや、自分自身の幸せ、はたまた世界中の人たちの幸せにつながるのではないかと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月13日
- 読了日 : 2015年3月13日
- 本棚登録日 : 2015年3月13日
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