広島の呉で高校を卒業したあと、百姓をしながら大工の見習いをしていたが、何かを成し遂げたりすることもなく、文字を読むことも書くことも少ない生活を送っていた著者が、『教育の父』と呼ばれる森信三氏と出会い、複写ハガキを勧められる。
複写ハガキとは、自分が書いたハガキの内容が手元に残るように、カーボン紙を利用して複写したハガキを相手に送るハガキの出し方。
著者は、以来30年以上もの間、ハガキを旅で出会った全国の人に出し続け、ハガキの出し方や、人脈の作り方、ハガキによるセールスの方法、人生の楽しみ方など、講演も引っ張りだこになっていく。
ハガキは相手様の名前を借りて、自分のために書いているようなもの。複写して残った控えには、多くの財産が埋蔵されていると言う。
さっそく、複写ハガキセットを買って、感謝すべき人、出会った人にハガキを出してみようと思う。
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- 感想投稿日 : 2015年3月25日
- 読了日 : 2015年3月25日
- 本棚登録日 : 2015年3月25日
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