ハガキ道に生きる

著者 :
  • 致知出版社 (2011年9月16日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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広島の呉で高校を卒業したあと、百姓をしながら大工の見習いをしていたが、何かを成し遂げたりすることもなく、文字を読むことも書くことも少ない生活を送っていた著者が、『教育の父』と呼ばれる森信三氏と出会い、複写ハガキを勧められる。

複写ハガキとは、自分が書いたハガキの内容が手元に残るように、カーボン紙を利用して複写したハガキを相手に送るハガキの出し方。

著者は、以来30年以上もの間、ハガキを旅で出会った全国の人に出し続け、ハガキの出し方や、人脈の作り方、ハガキによるセールスの方法、人生の楽しみ方など、講演も引っ張りだこになっていく。

ハガキは相手様の名前を借りて、自分のために書いているようなもの。複写して残った控えには、多くの財産が埋蔵されていると言う。

さっそく、複写ハガキセットを買って、感謝すべき人、出会った人にハガキを出してみようと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年3月25日
読了日 : 2015年3月25日
本棚登録日 : 2015年3月25日

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